皆さんが作る作品の中には性表現を含む場合があるかと思います。 勿論これらもストーリー、演出上必要な表現ですが、行き過ぎた性表現は日本ではワイセツ図画として刑事罰の対象になってしまう場合もあります。個人で責任を取って収まればいいのですが、世間に同人誌というものの解釈で誤解を与えたり、それが原因で即売会の開催が難しくなったりする場合も起こり得ます。皆さんの活動の場所、表現のためにも最低限のルールを守って楽しく作品を作りましょう。 実際どのようなものがワイセツ図画と判断されるのかというと「性器の露骨な描写」がこれにあたります。 悪気がなくても持ちこんだりしてしまうと「販売目的所持」「ワイセツ図画頒布」と見られてしまう事もありますので注意しましょう。 また、現行の「児童ポルノ法」では実在する18歳未満の(男女不問)ヌード、セミヌード、性行為をはじめそれらに準ずる読み手に性的な刺激を与える内容は処罰の対象になったりしますのでこちらも注意が必要です。修正があってもダメなんです。この法律の改定案には漫画、アニメ、ゲーム等の「架空のキャラクター」も対象になっており、表現の規制について現在多くの議論が交わされています。 これら性表現の問題に関しては、BL等の女性向作品でも同様のことがいえます。近年、女性向同人誌においては、表紙や販売時のPOPに成人向の表記がない、または無修正などの事例が増えているという報告もございました。ワイセツ図画の問題は男 性向作品だけの問題ではないということを、よくご理解下さい。 それでは、同人活動をするにあたっての性表現についてはどのような注意が必要なのでしょうか。
■ 18 歳未満の人に頒布しない。そのためにも「成人向」「18禁」「ADULT ONLY」等の表記を表1に入れる。特に書店販売・ネット販売をお考えの方には重要です。会場のみの領布の場合はPOPやポスターでも有効ですが、ネットオークションなどの 二次販売を考慮すると、なるべく表紙に表記される方がお薦めです。
■ 18歳未満の人に頒布しない。そのためにも「成人向」等の表記を表1に書いておく。
■ 誰の目にもつきやすい表紙では過激な性表現は避ける。
■ 修正は黒ベタ、白抜きできちんと消す。トーン等で実線が解ってしまったり小さ過ぎるのはNG。 モザイクも細かい形が特定できるレベルではNGです。
■ 動物、器具といった感じでデフォルメされたりギャグタッチのものは問題はないと思われます。
■ 最近たまにいらっしゃるのですが18歳未満の方が「成人向け作品」を描くのはいけません。
■ 会場で提示・配布されるポスター・チラシなどでのヌード、セミヌード、性行為の 表現は東京都の条例により提示・配布が難しい可能性があります。
■必ず奥付の記載を行ってください。
内容はサークル名、発行者連絡先、発行日、印刷会社名
以上の内容に注意していただければ大体は大丈夫なのですが当社で原稿を拝見させていただいた折に、ワイセツ図画として捉えられる可能性がある方にはご連絡差し上げる場合がございます。 その他、著しい暴力表現をとられている作品や、自殺を幇助するような内容、猟奇的またはそれに準じる内容に関しましては印刷をお断りする場合があります。
尚、商業誌等の規制の基準をクリアしている場合でも、当社の判断により修正をお願いする場合もあります。ご了承ください。
また、一部印刷商品で協力会社に製作を依頼するものに関しては、当社の基準をクリアしている成人向け作品でも、製作をお断りする場合がありますのでご了承ください。
コミックマーケットなど東京のイベント合わせで成人向けの本を作られる方は、東京都の都条例が年々厳しくなっているので注意が必要です。特にコミックマーケットにサークル参加される方は「コミケットアピール」を必ずご一読の上、原稿作成されることをお勧めいたします。
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